フラダンス、タヒチアンダンスの種類や踊りの特徴、おすすめしたい方、タヒチやタヒチアンダンスの歴史などについて
フラダンスについて
フラダンスはカヒコ、アウアナに分かれています
フラ・カヒコ
カヒコは昔から伝わる踊りで一般的に『古典フラ』と呼ばれています。
カヒコはチャンターが唱える歌と打楽器のリズムに合わせて踊られます。
使われる打楽器にはパフ(ヤシの木の幹を彫りだした太鼓)、イプ(ひょうたん)
イリイリ(小石)ウリウリ(殻と種)プーイリ(竹)カラアウ(樹の枝から削り出したスティック)などがあります。
フラ・カヒコで踊られる歌の内容は主にハワイの自然への賛歌であり自然という形で存在する神、また位の高い首長や王への賛歌です。
フラ・アウアナ
フラ・アウアナのスタイルが登場したのは今から約1世紀半前、西洋の楽器がハワイにもたらせてからです。
カラカウアが復活させたフラが西洋楽器の伴奏をしたがえた新しいスタイルのハワイアン・ミュージックに合わせて踊られるようになりました。
アウアナはハワイ語で漂うという意味の言葉で漂うような優美な動きで見る人を魅了します。
美しい衣装を着てホテルなどで優雅に踊られているのがフラ・アウアナです。
男女の愛、土地の美しさ、自然への感謝などが歌われています。
フラダンスは、次のような方におススメ
☆運動不足で何か始めたい
☆いきなり激しい運動には抵抗がありゆっくりしたペースで体を動かしたい
☆今まで体を動かすことやスポーツは苦手だった
☆ダンスは未経験だ
☆体力をつけたい
☆ダイエットしたい
☆足腰を鍛えていつまでも自分の足でしっかり歩きたい
☆仲間を作りたい
年齢制限なし!
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1回/2,000円 30分
持ち物:パウスカート(ない方はフレアスカート)Tシャツ、飲み物、タオル
タヒチアンダンスについて
タヒチアンダンスはオテア、アパリマに分かれています
オテア
オテアは素早く激しい踊りで神話や言い伝えを体で表現するときや戦いの前に精神を高揚させるため踊るものとされていました。
タヒチアンドラム(トエレ)のリズムに合わせて踊るオテアというダンスは腰回りを集中して動かす動きで運動量も多く気持ちよく汗を流すことができます。
楽しく踊りながら基礎代謝を上げます。
筋力アップ、脂肪の燃焼をさせてダイエット効果も期待できます。
アパリマ
エレガントな踊りが印象的なアパリマはタヒチ語では手で表現するという意味があり歌詞に合わせて表現します。
しっとり穏やかなバラードやアップテンポに合わせてメッセージを伝える踊りです。
タヒチは豊かな自然に囲まれているため自然を愛する歌詞が多く使われています。
しなやかな女性らしさを前面に出した優しく美しい動きが心に響きます。
最近ではテクノポップを取り入れたものもあり、時代の変化に合わせて進化しているのが魅力です。
タヒチアンダンスで得ることのできる効果
☆しっかり汗を流してデトックス
☆ストレス解消
☆更年期症状の改善
☆血行を良くする
☆便秘改善
☆睡眠の質が上がる
☆お腹の深層部コアの部分を刺激するため腹筋が鍛えられる
☆ぽっこりお腹がぺたんこ
☆足腰を鍛えていつまでも自分の足で歩くことができる
☆体力がつく
☆綺麗な姿勢になる
☆女性らしいしなやかな動きが身につく
☆仲間ができる
体験募集中! 年齢制限なし
1回/2,000円(30分)
持ち物:パレオ(ない方動きやすい短パン)Tシャツ、飲み物、タオル
タヒチについて

南太平洋に浮かぶ118の島々からなるタヒチはフランス領ポリネシア
118の島々が南太平洋の400万平方キロメートルの海域に散らばっています。
それらの島はソシエテ諸島、ツアモツ諸島、ガンビエ諸島、マルケサス諸島、オーストラル諸島という5つの諸島に分かれています。
自然が豊かで色とりどりの花が咲きエメラルドの輝く海の美しさは息をのみます。
まさに南国楽園で公用語はフランス語とタヒチ語です。
タヒチの人々はいつも笑顔で優しさを感じます。
タヒチアンダンスの歴史
18世紀後半から19世紀初頭、アリオイと呼ばれる男女からなる旅芸人の集団が、依頼を受けて村から村,島から島へと移動しながら人生の節目を祝う祭りの場や旅人を歓迎する為、豊穣など祈りをささげる為、敵を挑発する為、神(オロ)への信仰などをダンスによって表現していました。
19世紀初頭、タヒチにキリスト教の宣教師が来た時、力強く官能的で彼らの道徳に反するダンスを島の人々のキリスト教への改宗とともに禁じました。
1819年王ポマレ2世がポマレ法を発行し、すべての歌、ダンスなどの芸能を古い悪い習慣として禁止しました。
1840年 この法に反発し古い習慣と聖書の教えを融合させようとする運動が起きて政府が娯楽のダンスを認めるようになりました。
しかしその後も再び禁止され、ダンスの制限を繰り返す時代が60年近く続きました。
それでもタヒチの人々は隠れてダンスの伝統を守り続けました。
1950年代 マドレーヌ・モアウという女性が19世紀後半から復活し始めたダンスの伝統を後世に遺す為、ステップやゼスチャーの体系化に努めました。
1956年に彼女が率いるダンスグループ “ヘイヴァ“ が誕生しその後タヒチの観光発展とともに公共の場でダンスを披露する機会が増えました。
タヒチの人々はダンスとリズムによってマナを表現します。タヒチアンダンスと音楽は生きる喜びであり先祖から繋がる人生そのものです。